<高校野球熊本大会>◇5日◇1回戦

 夏の甲子園出場18回を誇る名門、熊本工が開会式直後の開幕試合で開新に1-3で敗れ、初戦で姿を消した。熊本工の初戦敗退は00年以来。エース沼田龍正(3年)が立ち上がりをとらえられ、2回までに2失点、6回にも1点を許した。打線も1点を返すのがやっとだった。林幸義監督(61)は「投手のコントロール、気迫の差。今年はシードを取れなかったんだし、これが実力です」と厳しい表情だった。