高校通算38本塁打の水戸桜ノ牧(茨城)・河井甚哉内野手(3年)は、走攻守そろったマルチプレーヤーだ。「低めの変化球をいかに見逃せるかが大事」と話し、選球眼も光る。出塁すれば50メートル6秒1の快足で、かき回す。遊撃の守備でも遠投110メートルの強肩で内野安打を許さない。夏の県大会では気持ちの強さを買われ、抑えを予定している。最速144キロの直球と多彩な変化球を武器に相手打線をねじ伏せる。