12日(日本時間13日)のブレーブス戦で今オープン戦初登板するヤンキース田中将大投手は、ブルペンで捕手を座らせて31球を投げた。

 握りなどを確認しながらさまざまな変化球を交え「順調に投げられている」と満足そうだった。

 昨季痛めた右肘を考慮し、ややスロー調整を続けている。それでも制球、球威ともに良好で「準備はできている。試合の中で自分のやることをやるだけ」ときっぱり言う。

 昨年のオープン戦では同僚に投球スタイルを理解してもらいつつ、相手選手の反応を確かめることに集中した。2年目の今年は「ちょっとやってみたいこともある」と余裕が漂う。