ヤンキース田中将大投手(26)が、マーリンズ戦に先発登板し、7回2失点で今季2敗目(4勝)を喫した。

 立ち上がりからボールが先行する展開で、イチローには1回に右前打、3回に二塁内野安打されるなど3回までに毎回2安打ずつを許した。1-0の2回には二塁打と単打の連打で同点に追いつかれ、7回には7番ディートリックに先頭弾を浴びて勝ち越された。7回を9安打、無四球、6三振で2失点で、1-2とリードされた状況で降板した。黒星は4月6日のブルージェイズとの開幕戦登板以来。

 また今季初めて打席に立ち、3回は投ゴロ、5回は見逃し三振だった。

 田中は、イチローとの対戦に「やっぱりこう、意識はしましたね。それでいて2安打も打たれてしまったんで、完敗としか言いようがないですね」と話した。