レッドソックス田沢純一投手は8回のピンチを断ち、日本投手では5人目となる3年連続の60試合登板に到達した。

 出番は1死一、二塁で好調のコラベロを迎えた場面だった。外角を中心に攻め、最後はスタンドの手拍子を受けながら投じた沈む球で空振り三振に。その後に重盗を許したが、ピラーは三直で本塁を踏ませなかった。

 田沢は「前回よりは納得できるかな。でも、大胆にいくところでできていれば、もう少し球数も少なくできた」と反省を忘れない。佐々木、大塚らに続く3年連続の60試合登板にも「シーズンが終わってから考えたい」と感慨に浸ることはなかった。