右太もも裏の張りを訴えて23日の登板を回避したヤンキースの田中将大は、平地で捕手を座らせて投げ「体調はいい。順調に回復している」と明るい表情で話した。

 細かいステップを踏むメニューをこなした後、投本間ほどの距離でノーワインドアップとセットポジションから変化球を交えて計27球。ジラルディ監督は田中の登板日について「まだ決めていない。慎重になるべき状況」と説明する。田中も「毎日(首脳陣と)話していく上で、状態を見ながら決まっていくと思う」と冷静だった。