マーリンズのイチロー外野手(41)がニューヨーク・タイムズ紙に、来季もマ軍に残留する可能性が高いことを明かした。同紙の電子版は3日付でイチローの特集記事を掲載。2日にフィラデルフィアで取材に応じたイチローが、マ軍が望んでいるとされる来季の再契約について「今のところ、そうなる可能性が最も高い」と通訳を介して答えたと伝えた。

 この特集は「イチローは50歳まで現役を続ける」との見出しで報じられた。昨季在籍したヤンキースで、引退時期について質問した同僚に対し「あと10年は現役を続ける」と話していた証言を紹介。この真偽について尋ねると「それは本当の話。みんなはジョークだと受け取っていたようだが。肉体の衰えも感じていない」などと語ったという。

 ただ、グラウンドでは苦闘が続く。3日フィリーズとのダブルヘッダーの第1試合は代打で、第2試合は「7番右翼」で出場し計5打席で無安打。きょう4日が今季最終戦となる。