米大リーグのゼネラルマネジャー(GM)会議が9日、米フロリダ州ボカラトンで始まり、ジャイアンツからフリーエージェントになった青木宣親外野手の代理人、バレロ氏は「今年の前半はいい成績を残したし、かなりの数の球団が興味を持っている」と明かした。

 ジャイアンツが来季契約の選択権を行使しなかったのは、投手陣の補強を優先するためと説明。8月に受けた頭部死球により脳振とうの後遺症に悩まされたことの影響を否定し「医師の診断でも問題はないし、100%の状態に戻っている」と述べた。

 今後の交渉についてバレロ氏は「勝てるチームであり、競争と毎日プレーできる機会があること」と、定位置を確保できるチームを条件に挙げた。