レンジャーズは15日、今季ヤクルトでリーグ優勝に貢献したトニー・バーネット投手(32)との2年契約を発表した。米メディアによると1年目は150万ドル(約1億8000万円)、2年目は175万ドル(約2億1000万円)。3年目(400万ドル=約4億8000万円)は球団が選択権を持つオプション契約で、破棄する場合は25万ドル(約3000万円)が支払われる。

 マイナー経験しかなかったバーネットは、日本で成長を遂げて念願の舞台にたどり着いた。テキサス州ダラスで会見し「メジャーで投げることが夢だった。ヤクルトに感謝の言葉しかない。日本の野球で制球力を磨いて成長した」と感慨深げに語った。最初は中継ぎでの起用が濃厚だが、日本のセーブ王の力をアピールして守護神の座を狙う。来季は右肘手術から復帰するダルビッシュとのリレーも見られるかもしれない。