大乱闘などで両軍合わせて8人が退場処分となった。

 8回表1死一塁。ブルージェイズ・スモークが三ゴロ。併殺を狙ったレンジャーズのベルトレがオドル二塁手に送球。しかし一塁走者のバティスタの激しいスライディングでオドルの体勢が崩れ一塁へ悪送球した(記録は守備妨害で併殺成立)。

 このスライディングにオドルが激高。バティスタの胸を突くと右ストレートを顔面にヒットさせた。バティスタのサングラスとヘルメットが吹き飛び体がよろめくと両軍ナインが二塁ベース付近に殺到。大乱闘になった。

 この乱闘で当事者のバティスタ、オドルのほか2人の計4人が退場になった。続く8回裏、ブルージェイズのチャベス投手がレンジャーズ・フィルダーに死球。これでチャベスとブルージェイズのコーチが退場処分となった。

 伏線はあった。6回表にも同じように二塁手のオドルがスライディングで崩された。一塁送球が高く逸れたがビデオ判定で守備妨害が適用され併殺になった。

 また3回にはブルージェイズのギボンズ監督とレーパー一塁コーチが退場処分を受けていた。結局計8人もの退場処分が出た。

 荒れに荒れた試合は7-6でレンジャーズが勝った。