ダイヤモンドバックスのマイナーに所属する前ロッテ中後悠平投手(26)が、傘下1Aから3Aリノに昇格し、4日(日本時間5日)のソルトレーク戦に初登板。1回1/3を2安打無失点に抑え、3三振を奪った。勝敗などは付かず。

 4回2死二塁で登板。右前適時打を打たれ二塁走者の生還を許したが後続を三振に仕留めた。5回もマウンドに上がり内野安打1本を許したが2三振を奪い無失点に抑えた。

 リノでプレーした日本人選手は斎藤隆以来2人目。

 中後は昨オフ、ロッテから戦力外通告を受けた。12球団合同トライアウトに参加するなど国内球団への移籍を目指したが獲得球団がなかった。中後は近大新宮高(和歌山)から近大を経て2012年にドラフト2位でロッテに入団。その後独立リーグ、ルートインBCリーグの武蔵へ入団したが開幕前にダイヤモンドバックスとマイナー契約し渡米した。

 ロッテでは変則左腕として実働3シーズンで計37試合に救援登板し、2勝2敗6ホールド、防御率5・68。