昨季のナ・リーグ本塁打王クリス・カーター内野手(30=ブルワーズFA)が、日本球界入りする可能性があると1月31日付のFOXスポーツ電子版が伝えた。カーターは最多タイの41本塁打を放つも、低打率やリーグ最多の三振数などが影響しブ軍から契約提示を受けられずFAになった。

 記事によると、メジャーで契約の可能性が高いのはレイズだが、交渉保留状態で、レンジャーズからは一塁を若手で回す可能性があると伝えられているという。所属先探しが難航している代理人のスチュワート氏は「(日本移籍を)真剣に考えなければいけない段階に入るかもしれない」とし、日本の球団が15年オフにカーター獲得に興味を示していたことも明かした。

 カーターは昨季、ブ軍で年俸250万ドル(約2億8800万円)。14年日米野球で来日しており、日本になじみがある。