ニューヨーク・ヤンキースの元主将で、5回のワールドシリーズ制覇に貢献したデレク・ジーター氏(42)。14日、同氏の20年間にわたる功績をたたえ、背番号「2」を永久欠番とする祝典が行われ、ジョー・トーリ前監督や元チームメートの松井秀喜氏ら20人が出席した。

 しかし、招待されていたはずの元チームメート、アレックス・ロドリゲス氏(41)は祝典を欠席した上、恋人ジェニファー・ロペス(47)とデートしていたらしい。米情報サイトTMZは、ダンディなグレーのスーツに身を包み、ロペスと腕を組んでニューヨーク市内の人気レストラン「ノブ」へ向かう姿の写真を公開。

  同サイトによると、ロドリゲス氏の広報は当初、ロドリゲス氏はマイアミで家族と母の日を祝うため、祝典に出席できないとコメントしていたが、後に確認したところ、同氏は同日朝、家族とマイアミで過ごした後、午後6時にはニューヨークに戻っていたという。ジーター氏の祝典の開始時刻は午後7時で、駆けつけることは十分にできたはずだった。

 かつては親密だった2人だが、ロドリゲス氏が米GQ誌でジーター氏について「ヤンキース最高の選手ではない」という意味ともとられかねない発言をした頃から、雲行きがおかしくなったと伝えられている。

 ロドリゲス氏は2004年にヤンキースに入るが、一緒にプレーし始めて4年後、2人の不仲説が報じられる中で、ロドリゲス氏自らがインタビューで「兄弟のようだった以前ほど仲が良くないのは確か」と認めていた。(ニューヨーク=鹿目直子)