ヤンキース田中将大投手(28)が26日、アスレチックス戦に8回途中1失点で4敗目を喫したが、メジャー自己最多の13奪三振を記録した。ここ2試合は1回2/3・8失点、3回0/3・6失点とKO降板が続き、前々回の登板では地元ファンからブーイングを浴びた。この日は8回途中の降板に、本拠地ファンからスタンディングオベーションを受けた。(ニューヨーク=水次祥子)

 ▼田中が8回途中1失点で黒星も、大リーグ移籍後最多の13奪三振。日本人投手の1試合13奪三振以上は15度目(野茂7、ダルビッシュ5、岩隈1、前田1、田中1)。13三振以上を奪って負け投手となったのは、ドジャース時代の野茂が95年8月20日メッツ戦で記録して以来。また田中は14日アストロズ戦から3連敗。3連敗は移籍後初めてで、楽天時代の10年以来となった。