右肩の炎症で5月から故障者リスト(DL)入りしている、マリナーズ岩隈久志投手(36)が残り2週間を切ったレギュラーシーズンでの復帰を断念することになった。19日にサービス監督が明らかにした。

 本拠地シアトルで取材に応じた岩隈は「復帰できなかったことは悔しい。これで終われば悔いが残るし、来年はメジャーのマウンドで復活できるようにしたい」と来季に向け意欲を示した。

 5月3日の登板を最後にDL入りした岩隈は6月にマイナーで2試合に登板したが、回復状態が思わしくなく、リハビリ登板を取りやめていた。メジャー6年目の今季は6試合の登板に終わり、0勝2敗、防御率4・35だった。