ドジャースはアストロズに1-5で敗れ、対戦成績を3勝4敗とされて88年以来29年ぶりの世界一を逃した。アストロズは初のワールドシリーズ制覇。
先発のダルビッシュ有投手は1回先頭スプリンガーに二塁打を浴びると、失策などで2失点。2回にもスプリンガーに2ランなどで3失点し、第3戦に続き2回途中5失点でKOされ、ワールドシリーズ2敗目を喫した。前田健太投手は登板しなかった。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HOU | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
LAD | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
【L】ダルビッシュ、モロー、カーショー、ジャンセン、ウッド
【H】マクラーズ、ピーコック、リリアーノ、デベンスキー、モートン
【本塁打】スプリンガー(H=2回)
- ドジャースを下し、ワールドシリーズ制覇に歓喜を爆発させるアストロズの選手たち(ロイター)
- ドジャースを破り喜ぶモートン(右)とマキャン(AP)
- アストロズに敗れ、ぼう然とするダルビッシュ(右から2人目)らドジャースの選手たち(ロイター)
【9回裏】ドジャース
▼5番手モートン
9番アトリー(代打) 空振り三振
1番テイラー 二ゴロ
2番シーガー 二ゴロ
【9回表】アストロズ
▼5番手ウッド
8番モートン(投) 見逃し三振
9番メイビン 見逃し三振
1番スプリンガー 中飛
【8回裏】ドジャース
▼5番手モートン
6番ピダーソン 空振り三振
7番フォーサイス 右飛
8番バーンズ 中飛
【8回表】アストロズ
▼5番手に左腕ウッドが登板
5番グリエル 中飛
6番マキャン 見逃し三振
7番ゴンザレス 三ゴロ
【7回裏】ドジャース
▼5番手モートン
3番ターナー 一飛
4番ベリンジャー 見逃し三振
5番プイグ 遊ゴロ
【7回表】アストロズ
▼4番手にクローザーの右腕ジャンセンが登板
1番スプリンガー 中飛
2番ブレグマン 空振り三振
3番アルテューベ 四球。2死一塁
4番コレア 初球にアルテューベ二盗成功で2死二塁も、遊飛で無得点
【6回裏】ドジャース
▼5番手に右腕モートンが登板
6番ピダーソン 中前打。無死一塁
7番フォーサイス 四球。無死一、二塁
8番バーンズ 遊飛。1死一、二塁
9番イーシア(代打) 適時右前打で1点を返す。1死一、二塁
1番テイラー 空振り三振。2死一、二塁
2番シーガー 遊ゴロ
【6回表】アストロズ
▼3番手カーショー
4番コレア 左前打。無死一塁
5番グリエル 投ゴロ。1死二塁
6番マキャン 二ゴロ。2死三塁
7番ゴンザレス 敬遠。2死一、三塁
8番ギャティス(代打) 敬遠。2死満塁
9番メイビン(代打) 三邪飛
【5回裏】ドジャース
▼2番手ピーコック
1番テイラー 左飛
2番シーガー 四球。1死一塁
3番ターナー 左前打。1死一、二塁
▼3番手に左腕リリアーノが登板
4番ベリンジャー 二ゴロ。二塁封殺で2死一、三塁
▼4番手に右腕デベンスキーが登板
5番プイグ 一直で無得点
【5回表】アストロズ
▼3番手カーショー
1番スプリンガー 空振り三振
2番ブレグマン 空振り三振
3番アルテューベ 一邪飛
▼2番手ピーコック
【4回裏】ドジャース
7番フォーサイス 三ゴロ
8番バーンズ 三飛
9番カーショー(投) 空振り三振
【4回表】アストロズ
▼3番手カーショー
6番マキャン 空振り三振
7番ゴンザレス 遊安。1死一塁
8番レディック 遊ゴロ。2死二塁
9番ピーコック(投) 中飛
【3回裏】ドジャース
▼先発マクラーズ
2番シーガー 中前打。無死一塁
3番ターナー 死球。無死一、二塁
4番ベリンジャー 空振り三振。1死一、二塁
▼2番手に右腕ピーコックが登板
5番プイグ 中飛。二塁走者がタッチアップし、2死一、三塁
6番ピダーソン 空振り三振
【3回表】アストロズ
▼3番手に左腕カーショーが登板
- 3回から3番手として登板し、力投するドジャース・カーショー(撮影・菅敏)
3番アルテューベ 中飛
4番コレア 右飛
5番グリエル 見逃し三振
【2回裏】ドジャース
▼先発マクラーズ
7番フォーサイス 左前打。無死一塁
8番バーンズ 三ゴロ。1死二塁
9番ヘルナンデス(代打) 四球。1死一、二塁
1番テイラー 遊直。二塁走者が飛び出し併殺で無得点
【2回表】アストロズ
▼先発ダルビッシュ
6番マキャン フルカウントからカーブが内角低めへ外れ四球。無死一塁
7番ゴンザレス 甘いカーブを右二塁打。無死二、三塁
8番レディック 速球で二ゴロ。1死二、三塁
9番マクラーズ(投) スライダーでボテボテの二ゴロ。当たりが緩く三塁走者が生還。3点目。2死三塁
1番スプリンガー フルカウントから甘い速球を左中間スタンドへ運ぶ2ラン本塁打
- 2回、スプリンガー(右)に2点本塁打を浴びたダルビッシュ(AP)
ロバーツ監督がマウンドに向かい、ダルビッシュは降板。投球内容は1回2/3で47球を投げ、3安打5失点(自責4)1本塁打1四球
- 2回途中にロバーツ監督(中央)に交代を告げられ3安打5失点で降板するドジャース・ダルビッシュ(撮影・菅敏)
▼2番手に右腕モローが登板
2番ブレグマン 空振り三振
【1回裏】ドジャース
▼先発マクラーズ
- アストロズ先発のマクラーズ(AP)
1番テイラー 中二塁打。無死二塁
2番シーガー 空振り三振。1死二塁
3番ターナー 死球。1死一、二塁
4番ベリンジャー 空振り三振。2死一、二塁
5番プイグ 死球。2死満塁
6番ピダーソン 二ゴロで無得点
【1回表】アストロズ
- 第7戦に先発したダルビッシュ(ロイター)
▼先発ダルビッシュ
※世界一をかけた試合での日本人投手の先発は史上初。過去のワールドシリーズ先発は07年レッドソックス松坂がロッキーズとの第3戦に先発し勝利投手。今年のダルビッシュが第3戦で敗戦投手
1番スプリンガー スライダーを痛打。三塁線を破る左二塁打。無死二塁
- 1回、先頭のスプリンガーに左二塁打を打たれたダルビッシュ(AP)
2番ブレグマン 速球で一ゴロに打ち取るも、一塁手がベースカバーに入ったダルビッシュに悪送球。二塁走者が生還しアストロズが先制。無死二塁
- 1回、ブレグマンの一ゴロで一塁手が悪送球し、二塁走者の生還を許すドジャース・ダルビッシュ(撮影・菅敏)
- 1回、ブレグマンの一ゴロで一塁手が一塁へ悪送球し、二塁走者スプリンガー(右端)の生還を許すドジャース・ダルビッシュ(撮影・菅敏)
3番アルテューベ 3球目に三盗成功。無死三塁。スライダーで一ゴロも三塁走者が生還し2点目
4番コレア 速球で一ゴロ
5番グリエル この日もブーイングの中、打席に入る。フルカウントから5球粘り、13球目の内角速球で右飛。ここまで24球
- 1回、打席に入りヘルメットをとるグリエル(右)を前にするドジャース・ダルビッシュ(撮影・菅敏)
◆日本人選手の世界一 ワールドシリーズで出場登録され、優勝したのは過去8人。98年伊良部(ヤンキース)がパドレスとのシリーズで制覇したのが第1号(登板機会なし)。その後05年井口(ホワイトソックス)06年田口(カージナルス。08年フィリーズ)07年松坂、岡島(ともにレッドソックス)09年松井秀(ヤンキース)13年上原、田沢(ともにレッドソックス)がいる。
▼アストロズのスタメン
1番スプリンガー(中)
2番ブレグマン(三)
3番アルテューベ(二)
4番コレア(遊)
5番グリエル(一)
6番マキャン(捕)
7番ゴンザレス(左)
8番レディック(右)
9番マクラーズ(投)
▼ドジャースのスタメン
1番テイラー(中)
2番シーガー(遊)
3番ターナー(三)
4番ベリンジャー(一)
5番プイグ(右)
6番ピダーソン(左)
7番フォーサイス(二)
8番バーンズ(捕)
9番ダルビッシュ(投)