2019年に日本で公式戦の開幕戦を行うことが正式決定したことを受け、マリナーズのサービス監督が1日(日本時間2日)、試合前の定例会見で「とても興奮している。マリナーズと日本との間には長い歴史がある。組織全体が一体となって、すばらしい遠征になるだろう」と、心境を明かした。

 対戦相手はアスレチックスで、3月20日、21日の2連戦が予定されている。メジャー球団が日本で開幕戦を行うのは7年ぶり5度目で、マリナーズにとっては12年以来2度目となる。

 サービス監督にとって来日は、クレイトン大学時代の1988年、ソウル五輪代表として大会前に立ち寄って以来、31年ぶり。「当時のことはあまり覚えていないよ」と笑顔で話した。

 大リーグ機構は過去20年来、米国、カナダ以外での公式戦開催を積極的に進めており、今季は5月4日からメキシコ・モントレーで「ドジャース-パドレス」の3連戦が行われる。また、来季中には初めて英国・ロンドンで「ヤンキース-レッドソックス」の開催が検討されている。