＜ヤンキース２－０レイズ＞◇６日（日本時間７日）◇ヤンキースタジアム

　レイズの連勝が２でストップした。「１番二塁」で先発出場の岩村明憲内野手（２９）も４打数無安打。この試合まで６打数３安打と打ち込んでいたヤンキース王建民投手に、二ゴロ、一ゴロ、三直と抑えられた。試合後は「１番として塁に出られなかったのは大きな反省点」と話した。

　５回表には１死一、三塁の好機もあった。だがここで９番バートレットが痛恨のスクイズ失敗。決めていれば、１点差の２死二塁で岩村の打順だった。岩村は「二塁に走者が行ってれば、またセーフティーバントをやろうと思っていた。今日は（王に）良いところに投げられていたんで、策を取らなきゃいけないから。でもそれをやる状況すらなかった」と悔しがった。

　それでも試合後、「誰も２勝２敗で帰ろうと思ってない。明日、頑張ります」。４連戦での勝ち越しを誓って、球場を後にした。