<ヤンキース6-3インディアンス>◇8日(日本時間9日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース松井秀喜外野手(33)が、自己最長の17試合連続安打をマークした。「4番DH」で出場し、2回裏の第1打席で左前打。4回裏の第2打席でも中前打を放った。この日は4打数2安打。インディアンス戦3連敗を阻止した。

 連続試合安打中の17試合で本塁打はわずか1本。だが全23安打中、15本が中堅から左への打球と、打撃のうまさが光る。ジラルディ監督も試合後、「彼は広角に、どこへでも打てる。打者は引っ張ろうとし過ぎて、不調に陥っていく。彼にはそれがないんだ」と安定した打撃を評価した。

 ただ、この日、首位打者争いをしているツインズ・マウアーがホワイトソックス戦で3打数2安打。打率を3割4分6厘とし、松井を1厘上回った。松井はわずか1試合でア・リーグ首位打者の座を明け渡した。