<オープン戦:ドジャース5-4ホワイトソックス>◇5日◇アリゾナ州グレンデール
ドジャース黒田博樹投手(34)は先発で3回を投げ、1安打2三振の無失点だった。
疲労が蓄積したシーズン後半は球威に頼れない。それを想定しながら打者の両サイドを丹念に突くことで3回を無得点に抑えた。ドジャースの黒田は2度目の登板を終えて「順調にきている」と満足そうに話した。
1番から7人並んだ右打者に対しては鋭いシュートで懐を攻めた。内側を意識させれば外角に逃げるスライダーは遠くに感じる。意図した配球で1番を見逃し三振。2回の空振り三振も内外を揺さぶって手玉に取った。
当初は2回で降板する予定も21球で終わったために、ブルペンでの投球も打診されたが「打者の反応を見た方が課題が出てくる」と続投を志願。左打ちの8、9番に外角に小さく曲がるカットボールを試した。ともに詰まらせ「バットの芯をずらせた。すごく良い投球」と自賛した。
試合前に主砲ラミレスが合流したが、黒田をこの日もり立てたのは二遊間の守り。新加入の二塁手ハドソンがゴールドグラブに輝いた好守を見せ、故障明けの遊撃手ファーカルは打球を軽快にさばいた。「守備は投手にとって大きな違いを生むな」とトーリ監督。黒田も「打たせがいのある内野手」と感謝した。
次は10日のダイヤモンドバックス戦の予定。肩の不安も徐々に薄れ「調子を上げていくことしか考えていない」と力を込めた。



