<フィリーズ6-5メッツ>◇2日(日本時間3日)◇シチズンズバンクパーク

 メッツ高橋建投手(40)がついにメジャーデビューを果たした。マイナーから昇格5戦目となったこの日、2-4で迎えた3回裏1死満塁のピンチで待望の初登板。

 WBC米国代表のビクトリーノを初球128キロのチェンジアップで投ゴロ併殺打に仕留めピンチを脱出。続く4回は先頭打者のイバネスに二塁打されたが3番ワースを遊ゴロ、4番の昨季48発男、ハワードを140キロ直球で空振り三振、5番WBC代表ロリンズも一飛に仕留め無失点。さらに5回は1四球を与えたが無安打に抑えた。

 2回2/3、38球を投げ1安打1四球1三振で無失点。6回表に3点を奪い逆転。勝利投手の権利を得たが、その裏3番手投手が同点に追いつかれた。白星消滅も40歳のルーキーが鮮烈なデビューを果たした。

 試合は延長10回、押し出し四球でサヨナラ負けした。