<レンジャーズ11-5マリナーズ>◇9日(日本時間10日)◇レンジャーズボールパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)がマリナーズ戦でメジャーデビュー。初回にいきなり4点を失うなど5回2/3を8安打5失点、5四死球5奪三振。しかし打線の援護にも恵まれ初勝利を挙げた。※◎=空振り、○=見逃しストライク、-=ファウル、●=ボール、×=打球マリ410000000=5レン20330003×=11<1回>1番フィギンズ

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 150キロ前後の直球系で攻めたが制球定まらずストレートの四球。2番アクリー

 ●○-●--◎

 2-2から128キロのスライダーで空振り三振。3番イチロー

 ●-●--×

 すべて直球系で攻め最後は154キロ直球で詰まらせたが三塁手の後方にポトリと落ちる内野安打で1死一、二塁。4番スモーク

 ●-●●×

 3-1から151キロのツーシームを右前安打。1死満塁。5番シーガー

 ●○-×

 1-2から低め直球を中前タイムリー。2者生還。6番サウンダース

 ◎●●●◎●

 四球。再び満塁。7番オリボ

 ○×

 スライダーを右前にポテンヒットされ3点目を失う。8番川崎

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 直球がすべて高めに浮きストレートの押し出し四球。4失点目。9番ライアン

 ○◎◎

 135キロのスライダーで空振り三振。1番フィギンズ

 ×

 初球を三ゴロ。ようやく攻撃終了。初回の球数は42球。<2回>2番アクリー

 ×

 初球148キロのツーシームで二ゴロ。3番イチロー

 ●●×

 2-0から148キロ真ん中直球を右越え二塁打。4番スモーク

 ×

 初球148キロツーシームで二ゴロ。2死三塁。5番シーガー

 ●×

 1-0から2球目148キロ直球を右翼右へ運ばれる二塁打。イチロー生還し5点目。6番サウンダース

 ◎●●○●○

 3-2から148キロ内角直球で見逃し三振。この回は球数13球で計55球。<3回>7番オリボ

 -◎◎

 外角ボールゾーンへ逃げるスライダーで空振り三振。8番川崎

 ●-×

 1-1から外角低めに落ちるツーシームを中前へゴロで抜けるヒット。1死一塁。9番ライアン

 ●●

 1-0から背中に当てる死球で1死一、二塁。1番フィギンズ

 ●●○×

 2-1から149キロ直球で左飛。2死一、二塁。2番アクリー

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 外角直球をはじき返されたが遊撃正面のライナーで攻撃終了。初めて無失点に抑えた。ここまで球数は74球。<4回>

 3回裏、レンジャーズはクルーズが同点3ラン。試合は振り出しに。3番イチロー

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 3-1から149キロのツーシームで一ゴロ。4番スモーク

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 3-1から149キロ直球で中飛。5番シーガー

 ×

 初球149キロ直球をはじき返されたが右翼手がバックして好捕。初めて3者凡退に。この回は11球で計85球。<5回>

 4回裏、モアランドが2ラン。ハミルトンもソロで8-5と逆転。6番サウンダース

 ○●-◎

 1-2から低めに沈む変化球で空振り三振。7番オリボ

 ○◎●×

 1-2から151キロ直球で詰まらせ投ゴロ。8番川崎

 ●●●○×

 3-1から149キロ直球で平凡な中飛。4回に続き3者凡退。球数はここまで98球。5回を投げきり勝利投手の権利をゲット。<6回>9番ライアン

 ×

 初球の直球が甘く入ったが打ち損じて遊飛。1番フィギンズ

 ○×

 いい当たりの中飛。2番アクリー

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 四球で2死一塁。

 マダックス投手コーチがマウンドへ。3番イチロー

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 2-1から真ん中高め直球を中前へ痛烈なヒット。

 ここでワシントン監督がマウンドへ向かい交代。ベンチに下がるダルビッシュにファンは「ユー!」という歓声と拍手とともにスタンディングオベーションでねぎらった。投球数は110(うちストライクは59)。【マリナーズ・スタメン】(左)フィギンズ(指)アクリー(右)イチロー(一)スモーク(三)シーガー(中)サウンダース(捕)オリボ(二)川崎(遊)ライアン