<ヤンキース5-0エンゼルス>◇4月13日(日本時間14日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース黒田博樹投手(37)が本拠地開幕戦となるエンゼルス戦に先発し新天地で初勝利を挙げた。

 1回先頭に中前打され盗塁を許して無死二塁となったが、昨季までナ・リーグで何度も対戦した3番プホルスを速球で左飛、4番の大砲モラレスからはカーブで空振り三振を奪いピンチを脱出。その後は走者を出しても2度の併殺打で切り抜けるなど、安定した投球を続けた。9回に先頭打者に遊撃への内野安打を許したところで交代。8回0/3で109球を投げ、5安打2四球6三振で無失点に抑え今季初勝利を挙げた。マウンドを降りるときは、満員の観衆から大きな拍手とスタンディングオベーションを受け、監督から初勝利の記念ボールを受け取った。

 黒田は「(オベーションは)本当に最高に気持ちよかったですし、また1試合でも多くこういうゲーム続けたいと思います」と話した。

 試合はヤンキースが5-0で勝ち、4連勝とした。