<カブス3-0レッドソックス>◇15日(日本時間16日)◇リグリーフィールド

 レッドソックス松坂大輔投手(31)が今季2敗目を喫した。

 序盤は制球が定まらずにボールが先行する場面が多く見られた。1回に3四球で2死満塁とした後で、クレベンジャーに左翼線へ2点二塁打を許して先制された。2回には、味方の拙守も災いし、カ軍先発デンプスターに右翼への三塁打を浴びる。2死一、三塁となったところで、3番デヘススに右前適時打を浴びて1失点。だが、3回以降は、1イニングを13球以内で抑える好投を見せて、6回終了まで投げきった。結局、7回の攻撃で代打を送られて降板。6回を投げて4安打4四死球3奪三振で3失点(自責3)だった。防御率は5・73。

 松坂は「相手はエース級が投げている訳ですし、やっぱり序盤に3点は大きい。せめて2点で抑えておかなければいけない。なんとかチームが勝てるように投げたかったです」と話した。