<ロイヤルズ4-8レンジャーズ>◇3日(日本時間4日)◇カウフマンスタジアム

 レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)が7回を3安打3失点(自責3)に抑えて、14勝目を挙げた(9敗)。

 フォーシームとカーブを中心にテンポよくストライクゾーンを攻め続けた。ロイヤルズ打線は手も足も出ず。6回2死までパーフェクトな投球を披露した。だが、9番ジアボテラにフルカウントから四球を与え、流れが変わった。次打者ロウに遊撃手の頭をフワリと越える安打を許すと、続くアブレイユが放った打球が右中間を破る2点三塁打に。さらに、ゴードンが打った左翼への浅い飛球を、飛び込んだ左翼マーフィーが1度はグラブに収めたかに見えたが落球し、適時二塁打となってしまった。結局、この回に3失点したが、7回は3者凡退に抑え、89球で降板した。7回を投げて3安打6奪三振1四球で3失点。防御率は4・29となった。

 ダルビッシュは「チームが勝てれば、別にパーフェクトとかはどうでもよかった。コントロールもずっとよかったので、今日(の投球)は本当によかったと思います」と話した。

 チームは8-4で勝利した。