<ア・リーグ優勝決定シリーズ:レッドソックス6-5タイガース>◇13日(日本時間14日)◇第2戦◇フェンウェイパーク

 レッドソックスがタイガース相手に劇的なサヨナラ勝ちを収め、対戦成績を1勝1敗とした。

 5回まで無安打と沈黙した打線が、中盤以降に追撃を開始。1-5と4点ビハインドの8回裏2死満塁の場面で、4番オルティスが本塁打を放ち、土壇場で同点に追い付いた。さらに9回裏無死三塁から、サルタラマッキアの適時打でサヨナラ勝ちした。

 上原浩治投手(38)は5-5の同点で迎えた9回表から4番手として登板。打者3人を無安打無失点1奪三振に打ち取り、勝利投手となった。

 試合後は「心の準備はしていました。点を取られないように、それだけでした」と振り返った。

 田沢純一投手(27)は登板しなかった。

 なお、第3戦は15日(同16日)、舞台をデトロイトに移し、レ軍ラッキー、タ軍バーランダーの両先発で行われる。