カブス和田毅投手(32)が3日(日本時間4日)、ジャイアンツとの練習試合で登板し、2回を投げて2安打(1本塁打)2奪三振2失点(自責2)だった。

 4点リードの7回から6番手として登板。7回2死1塁の場面で、左打者キーシュニックを2球で追い込むも、3球目外角寄りの速球を右中間席に運ばれた。マウンドに戻った8回は、わずか10球で3者凡退に仕留める好投を見せた。速球は最速で92マイル(約148キロ)を記録するなど状態はよく、本塁打された1球以外はテンポのいい投球だっただけに、「完全に配球ミス。真っ直ぐが3球続いていたんで、あれはいけない球種だった」と反省した。それでも「内容は前回と全然違った。今日は全般的によかった」と手応えも感じたようだ。