鳴り物入りで米大リーグ、ヤンキースに入団した田中将大投手がトロントでブルージェイズ相手にメジャー初勝利を挙げた注目のデビュー戦について、米メディアは2回まで3点を失いながら立ち直った粘りの投球をこぞって称賛した。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、先頭打者本塁打などで失点した後に注目し「困難を克服してテンポ良く投球できる」と評価し、球団公式サイトは「簡単には屈しないタナカ」との見出しを付けた。

 CBSスポーツ(電子版)は球種別の割合などを分析。決め球のスプリットを「どれだけ嫌らしい球か。打者は手を出さずにはいられない」と紹介した。

 ニューズデー紙(電子版)は「完璧ではなかったが、こういう状況(大注目の中での投球)を苦にしないことを証明した」と褒めたたえた。