<レンジャーズ6-4インディアンス>◇6日(日本時間7日)◇グローブライフパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(27)が味方打線の援護を受けて、今季6勝目(2敗)を挙げた。

 7回を投げて9安打3四球8奪三振で4失点(自責4)。防御率を2・36とした。

 6連勝と波に乗っていたインディアンス打線に手こずらされた。序盤は速球の制球に苦しむ中、得点圏に走者を置きながらも無失点でしのいだ。だが、味方打線が4点を先制した直後、3回2死一塁からだった。キップニスに右前打を許して一、三塁とすると、続くチゼンホールにフルカウントからの6球目スライダーを右翼ポール直撃の4号3ランとされ1点差に。4回も2死からカブレラにソロ弾を浴びて同点に追いつかれた。だが、その後、走者を背負いながらも失点を許さずに持ちこたえると、7回の攻撃でチョイスが勝ち越しソロ弾を右翼スタンドにたたき込み、勝利投手の権利が舞い込んだ。

 ダルビッシュは「ストライクゾーンがちょっと狭めだったので苦労しましたけど、途中からカットを投げたり、スライダーを投げたりして、何とか相手の打ち気をそらせたかな、と思います」と話した。

 チームは8回にも1点を追加し、6-4で勝利した。