<メッツ3-1パドレス>◇15日(日本時間16日)◇シティフィールド

 メッツ松坂大輔投手(33)がパドレス戦に先発登板したが、激しい腹痛のため1回で降板した。

 立ち上がりから制球が乱れ、球速も通常より大きく落ちている状態で、先頭に四球。次打者が初球で犠打を打った間に一塁走者が三塁まで走りアウトになるなど、相手の拙攻に助けられ1回を投げ切ったが、途中にコリンズ監督とトレーナーがマウンドに行く場面もあり、結局降板となった。1回を無安打、2四球、0三振で無失点だった。

 松坂は、試合前に何度も嘔吐したことを明かし、げっそりとした表情で「腹痛になったり吐いたりした原因となったものが、ちょっと何だか分からない。朝もみんなと同じものを食べていますし、昨日の夜も生ものを口にしたわけではないですし、急にでしたね」と話した。