<ヤンキース3-6レイズ>◇2日(日本時間3日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース・イチロー外野手(40)がレイズ戦に「7番中堅」で出場し、3打数無安打だった。

 4回無死一塁の第2打席は7球まで粘り四球を選んだが、得点には結びつかなかった。2回は二ゴロ、6回は一直、8回は遊ゴロだった。

 またこの日は4月25日以来、今季3度目の中堅スタメンとなり、6月26日に40歳となったジーターと40歳コンビで初めてセンターラインを守った。8回にはセンターに高い打球が打ち上げられ、太陽を避けて転びながら捕球する場面があったが、久しぶりの中堅も難なくこなしていた。

 チームは今季初の5連敗で今季41勝42敗となり、4月9日以来初めて勝率5割を切った。

 イチローは、チームの状況について「こういうときもあるという楽観的な感じではないですが、前半戦の正念場というか、踏ん張りどころではある」と話した。