<メッツ6-5レンジャーズ>◇4日(日本時間5日)◇シティフィールド

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(27)がメッツ戦に先発登板し、5回4失点で勝敗は付かなかった。

 ハリケーンが通過したばかりで強風が吹き荒れる中、この日は立ち上がりは制球が定まらなかった。1回1死から二塁打、2死二塁で適時中前打、さらに2ラン本塁打を浴び、1回にいきなり3点を失った。2回以降は立て直したが、4回に先頭に四球を与え、次打者に二塁打を許して1点を追加された。6回表の2死一塁で代打を送られ、降板した。5回を1本塁打を含む5安打、2四球、6三振で4失点だった。

 またこの試合では今季2度目の打席に立ち、4回2死無走者でメジャー初の長打となる左中間二塁打を放った。レンジャース投手が長打を放ったのは、11年6月29日のアストロズ戦でコルビー・ルイスが記録して以来となる。

 ダルビッシュは「あのレフトのホームランも打ち取っていましたから、普通のレフトフライだと思ってたら、あれでしたし。もうちょっと風を考慮して投げたら良かったかなと思います」と話した。