右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手(25)が23日(日本時間24日)に故障後初めて打撃練習で投げることが決まった。ジラルディ監督が21日に明らかにした。

 同監督は「打撃練習での投球はブルペンよりも少し強度が増すだろう」と話した。本拠地ヤンキースタジアムでフリー打撃形式の練習に登板するとみられる。

 右肘靱帯(じんたい)の部分断裂で7月9日にDL入りした田中は順調に回復し、20日に故障後2度目のブルペン投球を行い、変化球も投げた。21日はノースローだった。今後は9月中のメジャー復帰を目指して実戦形式の打撃練習からマイナーでのリハビリ登板と調整を進める予定。