通算354勝を挙げサイ・ヤング賞に7度輝いたロジャー・クレメンス投手(49)が5日、現役復帰する可能性があることが分かった。プエルトリコで行われているウインターリーグのマヤグエスから参加を要請され、現在同球団施設で投球練習を行っている。速球は92マイル(約148キロ)を出しているという。同球団はすでにクレメンスの長男コビー内野手(24)と契約しており、親子一緒にプレーすることになる。クレメンスは来年4月に薬物使用に関する裁判を控えている。