右肘手術からの復帰を目指すレッドソックス松坂大輔投手(31)が、来週中にもブルペン投球を再開する見込みとなった。レ軍のリハビリ担当トレーナー、チップ・シンプソン氏が24日(日本時間25日)、米フロリダ州フォートマイヤーズの練習施設で、今後の松坂の練習内容について言及。「まだハッキリとした日程は立てていないし、いくつかのプランもあるが、おそらく来週中には投げることになるだろう」と話した。

 昨年6月に移植手術を受けた松坂は、その後、順調に回復し、10月3日にキャッチボールを開始。術後7カ月が経過した現在は、距離が50メートル近くまで延び、平地ながら捕手を座らせて投げられるほどになった。今後は、カーブやチェンジアップなどの変化球をテストした後、ブルペン投球へ移行。間隔を空けながら球数や強度を上げるなど、次の段階へ進むことになりそうだ。(フォートマイヤーズ=四竈衛)