ヤンキースのランディ・レビン球団社長(59)が田中将大投手(26)をエースに任命した。地元紙ニューヨーク・デーリーニューズ電子版が18日、同社長が今後の方針について話した内容を伝えた。

 これまで米メディアは、13年サイ・ヤング賞投手であるシャーザー(タイガースFA)の争奪戦に乗り出す可能性を報じてきたが「高額FA投手の補強はない」と、大物獲得を否定。その上で「ロースターを見れば、タナカがエースだ。サバシアも復帰できるだろう。ここを軸に投手陣を形成しないといけない」と話し、右肘靱帯(じんたい)の部分断裂から復活した田中中心のチーム作りを進めると明かした。