ジャイアンツ青木の誕生だ。ジ軍は19日、青木宣親外野手(33=ロイヤルズFA)と1年契約を結んだと正式に発表した。スポーツ専門局ESPN電子版によると、年俸は470万ドル(約5億6400万円)プラス出来高。2年目は球団が契約選択権を持つ。今日20日に入団会見が行われる。

 ロ軍時代に守った右翼にはペンス、中堅はパガンが固定されており、青木はブランコ、ペレスと左翼の定位置を争う見込み。本拠地AT&Tパークは外野が広い。球団公式サイトは「アオキは球界で最高の守備力を持つ外野手の1人。外野の隙間を埋めてくれるのを期待している」と伝えた。

 ジ軍に所属する日本選手としては5人目となる。過去には日本人初大リーガーの村上雅則氏、新庄剛志氏、藪恵壹氏、現日本ハム田中賢介が在籍した。最近5年で3度ワールドシリーズを制した強豪で、昨季あと1歩届かなかった世界一へ再チャレンジする。