オープン戦初登板の広島の新外国人クリス・ジョンソン投手(30=ツインズ)だったが、1回に連続押し出しを許すなど、4回5安打4四球2失点と精彩を欠いた。

 特にセットポジションからの制球を乱し、開幕までに課題を残す登板となった。

 1回に2安打と四球で、いきなり1死満塁のピンチを招いた。全くストライクが入らず、2者連続ストレートの四球で2点を失った。なおも続いたピンチは併殺で切り抜け、2回以降は何とか立て直した。

 それでも立ち上がりと走者を置いた投球に課題を残し、本人も反省した。「1回は3つの四球が絡んで失点して、いいところが全くなかった。ただ非常に細かい修正なので、次の登板までに改善したい」。有力視される3月28日の開幕2戦目ヤクルト戦へ向けて、残り2試合の調整登板できっちりと仕上げるつもりだ。