東京6大学リーグの慶大が、大学日本代表候補に逆転勝ちした。

 先発の左腕、三宮舜投手(3年=慶応)が5回3失点。2番手の元大学日本代表、加藤拓也投手(3年=慶応)は最速152キロで4回3失点に抑えた。

 加藤は「自分の真っすぐが現状でどれだけ通用するか知りたかった。空振りも取れたし、球も走っていたので、このままでいこうと思いました」と手応えを感じていた。

 大学日本代表候補に入る慶大・谷田成吾外野手(3年=慶応)、横尾俊建内野手(3年=日大三)は出場せずに、第2試合に回った。大久保秀昭監督(45)は「ありがたかったです。打たれても腹立つでしょうし、打たなくても腹立つでしょうから」と笑っていた。