昨年10月に左足首の手術を受け、2軍リハビリ中のヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(30)の復帰時期が白紙に戻されたことが13日、明らかになった。今日14日の広島戦(松山)に向けて愛媛・松山入りした真中監督が「まだ良くないみたいだね。最近は寒かったから、その影響で患部に影響が出たみたい。再検査してMRIを撮った結果が明日(今日14日)に出るけど、ちょっとまだ厳しい」と説明。1軍合流は、5月以降にずれ込むことが濃厚になってきた。

 バレンティンは春季キャンプには参加をせず、米フロリダ州でリハビリに努めた。3月2日に来日し、当初は4月末の復帰を目指していたが、事は順調に運んでいなかった。最近は気温の変動も大きく、患部に影響をもたらしたようだ。打撃メニューは問題なくこなしているが、まだ100%の状態でダッシュができない。真中監督は「正直、バレンティンがいないのは痛いけど、無理をさせて再発されても困るし」と完治を優先させる方針。回復が遅れると、5月26日からの交流戦以降にずれ込む可能性もある。