広島の黒田博樹投手(40)が援護に恵まれない中で、7回まで7安打を許しながら2失点に抑えた。代打が送られた7回に味方が同点に追い付き、敗戦投手は免れた。

 3回までわずか26球で1安打に抑えるも、4回2死三塁から福田に右翼越三塁打を浴びて先制点を許した。さらに味方が同点に追い付いた直後の7回には、先頭のナニータ、平田の連続単長打で無死二、三塁。高橋を見逃し三振、代打小笠原を二ゴロに打ち取るも、続く代打藤井に低めのツーシームを中堅にはじき返され勝ち越しを許した。

 7回裏に代打が送られ降板となったが、7回2失点で先発としての役割を果たした。開幕から登板全4試合でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を記録。安定感が光る。