ソフトバンク大隣憲司投手(30)がチームトップに並ぶ3勝目を挙げた。楽天打線を6回6安打1失点に抑える粘投。4回以外は毎回走者を背負う苦しいピッチングで、降板までに112球を要したが、持ち前のコントロールで低めを丁寧につき、3回の1失点のみに抑えた。

 「何とか悪いなりに粘れた。本当は最後まで投げ切らなくてはいけない点差。野手には感謝している。次はしっかりゲームをつくりたい」

 楽天先発は今季未勝利ながら、防御率リーグ2位の0・86だった塩見。8日の対戦に続き、投げ合いが予想されたが、ホークス打線が序盤からコンスタントに得点を重ね援護をもらった。大量点にも助けられ、4カード連続となるカード初戦白星をチームに届けた。

 楽天戦に勝利するのは、12年8月11日以来、3年ぶり。防御率も0・63でリーグトップをキープした。次回は28日日本ハム戦での登板が濃厚。4月最後の登板で4勝目を挙げれば、12年7月以来、2度目となる月間MVP獲得に可能性も膨らむ。【福岡吉央】