目黒日大が延長タイブレークの末、昨夏4強の実践学園を破り、初の16強進出を決めた。試合を決めたのは、延長10回無死一、二塁から貴重な勝ち越し中前打を放った高橋駿太内野手(3年)だった。送りバントのサインにも外角直球を2球続けて失敗。「引きずるのではなく、やるべきをやろう」と切り替えた。バスターのサインに「開き直れた。コンパクトに打つしかないと思った」と、見事にはじき返した。
力のある昨年のチームからメンバーが入れ替わり、1からチームをつくり上げてきたという。グラウンドは埼玉・所沢にあり、学校のある目黒からバスで1時間かけて移動している。高橋は「練習時間が短いので工夫している。キャッチボールから1球1球目線にこだわって、地道に守備を鍛えてきた」と胸を張った。5回戦は中1日で成立学園と対戦する。「どこが相手でも気持ちをニュートラルに保ち、自分たちの野球をやれば戦える」と力強く話した。

