ヤフオクドームに今季から設置されたホームランテラスのフェンスが開くアクシデントが起きた。

 3回1死一塁で楽天聖沢の打球は左翼内川聖一外野手(32)の頭上を越えた。捕球できなかった内川がフェンスにぶつかると、扉が開いてしまった。打球はフェンス直撃で大きくはね、その間に一塁走者の松井稼が生還した。球団関係者によると非常口のロックに不具合があったためという。扉はすぐに閉まったが津川球審は「通常ではありえない。もし捕球したままフェンスの向こう側にいってもアウト」と話した。

 内川の話 (打球処理の際にレフトのフェンスが開くハプニングに)「振り返ったら扉が開いていてびっくりしました。前もKスタ(現コボスタ宮城)であって2回目。開くんだったら隠れちゃおうかな(笑い)」