ヤクルトは25日、ウラディミール・バレンティン外野手(30)が都内の病院で検査を受けた結果、左大腿(だいたい)直筋の肉離れで、全治4~6週間と発表した。

 バレンティンは、昨年10月に左足首の手術を受け、2軍でリハビリを進めてきた。24日の巨人4回戦(神宮)で1軍に初昇格し、「4番左翼」でスタメン出場したが、5回の守備で先頭村田の左翼線上に上がった飛球を負う際に、左太ももの付け根に違和感を覚えた模様。6回守備から交代していた。

 この日、神宮球場に隣接するクラブハウスでバレンティンと面談した真中満監督(44)は「復帰は、交流戦明けくらいになるのかな。早く帰ってきてほしいけどね」と話し、出場選手登録の抹消を決めた。