登板時に右ふくらはぎをつる影響で出場を見合わせていた日本ハム大谷翔平投手(20)が、野手としてスタメン復帰して復調気配をアピールした。

 「5番・DH」で出場。4月26日オリックス戦で先発してアクシデントに見舞われて以後、欠場しており、野手としても出場は4月22日西武戦以来となった。代わりに大不振の新外国人ジェレミー・ハーミッダ外野手(31)が今季初めてスタメンから外れ、中軸の代役を務めた。

 2回1死の第1打席で、オリックス西の外角変化球を軽々と流し打ち左前打。その快打を起点に1死満塁となり、岡の二ゴロの間に先制のホームを踏んだ。ただ、ほか3打席は無安打も、完全復調への手応えはあったよう。「変な感じはなかった。足のケアもしていないです」とコンディションはまずまずのようで、今後の巻き返しを見据えていた。