阪神福留孝介外野手(38)が有言実行の3年連続サヨナラ弾を放った。

 0-0で迎えた延長11回2死一塁。楽天戸村の138キロを捉えると、打球はバックスクリーン左に飛び込んだ。6号2ランで2連勝。「打てる球はなんでも打ってやろうと思っていた。シンプルに来た球を打った」と振り返った。

 入団1年目の13年は4月19日ヤクルト戦で逆転サヨナラ満塁アーチ。昨年は7月22日巨人戦でマシソンからサヨナラ弾を放ち「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」を受賞した。12月にあった表彰式の場では「窮地の時に一振りで試合を決められればいい」と3年連続サヨナラ本塁打へ色気を見せていた。3年連続サヨナラ本塁打は、阪神では74~76年の田淵以来2例目となった。