ソフトバンク李大浩内野手(33)の今季18号が幻となった。3回、左翼線への打球は高く上がり、ポールのはるか上を通ってスタンドのフェアゾーンに飛び込んだが、判定はファウル。工藤監督が球審と三塁塁審に抗議したが、判定は覆らなかった。

 李大浩は、試合後も不満げな表情。

 NPBでは設備のない地方球場では本塁打のビデオ判定はしないルールとなっているが「ビデオ判定がないのは理解し難い。100%入っていたと思う。審判の説明は、ポールの外側(ファウルゾーン)から(スタンドに)入ったということだったが、風も右から左に吹いていたし、そんなことはあり得ない。結果は結果なので切り替えていくしかないが、ビデオ判定ができないのであれば、そこで試合をやるのはおかしい」と、思いをぶちまけた。