広島は24日、JICA(独立行政法人国際協力機構)を通じて、野村謙二郎前監督をスリランカに派遣すると発表した。7月9日から16日にかけて、現地の若者に対し野球の指導を行う。スリランカ最大都市のコロンボや中部の州都キャンディで、青年海外協力隊員らとともに、青少年を対象とした野球教室や、スリランカ野球関係者との交流試合に参加する。また、JICAが同国で行う復興支援の現場も視察するという。野村氏は「戦後70年、復興を成し遂げた広島だから伝えられることを、野球を通じて自分なりに伝えていきたい」とコメントした。