広島が投打に精彩を欠き、今季3度目の3連敗を喫した。借金は5に膨らみ、最下位中日に1ゲーム差と詰め寄られた。

 先発野村が1回に2死から3連打で先制を許すと、5回は無死一、二塁から2死までこぎ着けるも、上本に中堅への適時二塁打を浴びた。今季見られた課題を露呈する投球に、緒方孝市監督(46)は「2死から点を取られ、追い込んでから四球。同じことを繰り返している」と首をかしげた。

 6回まで33イニング連続無得点だった打線が、7回に得点し、8回にも1点を返したが反撃が遅かった。